## なぜ夜行バスに乗るのか
- 大人は基本的に新幹線に乗れば良い
- 僕もお金が無限にあればそうするのに!
- 学生時代はバンドの東京遠征で毎週のように夜行バスに乗っていました(懐かしい)
- いくつかある移動手段の中で「夜行バス」を選択する意義を理解しておくと有意義な夜行バスライフを送ることができます
### 夜行バスのメリット
1. **価格が安い**
- 東京↔大阪間で、2500~5000円(平日)、5000~8000(金土日祝)と安価
- ちなみに新幹線は14000円程度
- 夜行バスは不便だけど、差額の10000円でめちゃくちゃ幸せになれるはず
2. **出発が遅い**
- 出発時間を遅くすることができるので、「24時まで目一杯飲んで/遊んで帰る」が可能
- ちなみに新大阪発→東京駅着の新幹線の終電は21時24分
- 夜行バスだと24時前後まで全然ある
3. **車内で寝れる**
- 2地点以上をまたぐ旅行の場合、宿代を兼ねることができる
- 宿代(5000円〜10000円程度)を浮かすことができる
### 夜行バスのデメリット
1. **疲れる**
- 睡眠の質がどうしても下がる
- パーソナルスペースが広い人にとっては不向き
- 僕は気にならないのでOK
- 脚が長い人も狭くて不向き
- 僕は脚が短いのでOK
2. **予約が大変**
- 種類が多く選びにくい
- 混雑期で適正価格で乗ろうとすると早めの予約が必要になってくる
- その点新幹線は飛び乗れるので便利
## 予約方法の選び方
結論としては、
1. **「WILLER EXPRESS」**
2. **「バス比較なび」**
の2種類をチェックすれば、基本的に問題ないです。
### 1. WILLER EXPRESS
> モダンな高速バス予約会社。夜行バス界のApple。
[高速バス・夜行バス予約/比較 全国の最安値情報 WILLER【公式】](https://travel.willer.co.jp/bus_search/)
- **ハズレのバスがない**
- 基本的に、「エコノミー」(観光バス型)と「リラックス」(フード付き)の2種類なので選びやすい
- **オリジナルシートがある**
- 「リラックス」は「エコノミー」より2000円程度高くなるが、その分快適
- フードも嬉しいけど、隣との仕切りが厚くて最高
- リラックス以上のグレードは乗ったことがないので分からないけど乗ってみたい
- (ここに課金するくらいなら、もう少し課金して新幹線乗ったほうが良い)
- **便変更が可能**
- 他ではできない、WILLERの強み
- 出発予定日を前日〜翌日の範囲であれば、どのバスにも【手数料無し】で【マイページから】変更できる。
- 乗り過ごしそうになったときは、当日の遅い時間のバスや、明日のバスに変更すれば良い
- 安いバスに変更した場合、差額は返金されるのもデカい
- **便変更の詳細**
![CleanShot 2023-07-31 at
[email protected]](https://s3-us-west-2.amazonaws.com/secure.notion-static.com/e736c80c-3975-4c44-9d58-655b69ffcde3/CleanShot_2023-07-31_at_23.30.512x.png)
- **プレミア会員**
- 年額1100円で、毎回の予約で300円OFFになる
- 1年間で2往復(4回乗車)した時点で年会費を回収できる
- **ランクがある**
- 年15回(2ヶ月に1往復程度)乗るとプラチナ会員になり、プレミア会員にも無料でなれる
- **クーポンが強い**
- 会員登録するとスタンプカードが発行され、2回乗るごとに「500円OFFクーポン」が貰える
### 2. バス比較ナビ
> 日本中の夜行バスが比較できるサイト。夜行バス界のヨドバシカメラ。
[バス比較なび 全国の高速バス・夜行バスの最安値情報・予約](https://www.bushikaku.net/)
- 各高速バスをまとめたバス比較サイト
- このサイト内で予約するわけでなく、予約サイトに飛んで予約するシステム
- そのため、WILLERの情報も掲載されている
- さくら観光など、WILLERより安いバスが見つかるので、同じ条件で一度調べてみるのが吉
- 2階建てのバス(超得得ドリーム〇〇号)は、空気がキモいので避けたい
- 基本的に最安値だが、毎回後悔する
## バスの選び方
- **乗降車のターミナルが近いこと**
- 電車賃や移動時間がプラスでかかるので、現在地や目的地から判断しておく必要がある
- 東京なら東京駅、新宿、池袋、TDLが基本。町田や横浜の発着もあるので要検討。
- 大阪なら梅田だけでなくて、難波駅やUSJまで行けるものがある
- 関西は三宮、京都、滋賀にも止まることがある
- **乗車時間が短いこと**
- 「大阪→東京」でも、乗車時間が7時間のバスもあれば、10時間のバスもある
- 「大阪→京都→滋賀→町田→横浜→東京」など経由地が多いと、遠回りするため
- 「東京→名古屋」だと、移動自体は4時間で終わるけど終電と始発のために、めっちゃ休憩させられたりする
- 基本的には乗車時間が短いバスを選ぶべき!
- 出発と到着が決まれば、値段と乗車時間が基本的な変数
- 500円高くても、2時間短いバスに乗れるならアリ
- **オプションが嬉しいこと**
- 仕切りカーテン
- 1番嬉しい
- コンセント・USB端子
- USBは基本タイプA
- コンセントかUSBは不明瞭なことが多いので基本当てにしない
- フットレスト・レッグレスト
- 正直いらない
- 足元ゆったり
- 実感したことがない
- ブランケット
- 個人的にいらない
## 席の選び方
- **そもそも座席選択できるバス・できないバスがある**
- WILLERのバス(リラックス以上)の場合は、座席選択できる
- **隣の人がいない座席**
- 隣がいるかいないかで快適さが段違い
- **できるだけ前方の席**
- バスのジメジメした空気は酔いや不快感につながるので、換気が良い前方の席が良い
- このあたりは好みかも
- **ベストは1列目**
- 1列目は前方の圧迫感がなく、足元広めなことが多い
- **通路側・窓側**
- 窓はカーテンで閉まっているので車酔いは関係ない
- 通路側は、「SAのときに気軽に出れる」「圧迫感が少ない」のが長所。
- 窓側は、「窓に身体を倒せる」「隣の人の『SA降りたいのでどいてください』がなく安心して寝れる」のが長所。
## 乗降車場所の選び方
- 大都市で検索すれば良い
- 「大阪→東京」と「神戸→東京」どちらでも良い場合、「大阪→東京」で検索すれば良い
- どんなバスも大都市は必ず経由している(例:大阪を経由せずに神戸で発着するバスは基本的にない)
## キャンセル
- 夜行バスはキャンセルに寛容
- 出発直前でも50%返金される
- 体調や予定と相談して、キャンセルは前向きに検討して良い
## 新幹線との比較
- 夜行バスで寝れる人か寝れない人かで、コスパが変わってくる
- 夜行バスは、携帯も触れない作業もできない分、寝れるだけ寝ないと意味がない
- 瞑想、マインドフルネスだと思えば思考を巡らせるのもよいが、悩み事を無限に考え始めてしまうと地獄
- 基本は大人しく新幹線に乗りましょう